粉引き(こひき)
粉引きとは、鉄分のある生地(茶色や黒っぽい土)に
白い泥状の土(化粧と言います)をかける技法の事です。
作品が出来上がるまでの削りの工程の後にこの工程が入ります。
素焼きをする前に化粧を生掛けするので、厚みや形状によっては大変壊れやすく
掛けるタイミングがとても重要です。
成形して削りまでやった後からみていきましょう。
化粧を用意します。化粧とは白い土に鉱物を混ぜて泥状にしたものの事です。
掛け方に決まりはありませんが、私は化粧の掛かっているところと掛かって
いないところの稜線を遊びたいので内側から外側と掛けていきます。
内側を回しながら化粧を満遍なく掛けたら(満遍なくかける必要はありません)
こうやって外側を掛けていきます。
外側をこんな風に掛けてみました。
後は乾燥させて素焼き待ちます
素焼き後
素焼きが上がりました。これが今まで見た来たそれではないですが、大体こんな感じに
撥水剤を底に塗り、釉薬を掛けて
本焼きして
出来上がり。また格好良いものを生み出してしまった。