陶磁器販売・陶芸体験・陶芸教室

 

 

泥彩

 

泥彩は化粧に顔料や呉須を混ぜて色をつけて表現する技法の事です。
様々な色が選べまた絵具の様に色付けたそのままに近い色が焼成後にも発現する為、
わかりやすく簡単に様々な色が使える反面、絵に近い風合いになる為、
焼き物らしい色が欲しい私としては一工夫して使用したい技法になります。

 

 

 

 

     今回はこれを使います。

 

 

 

 

 

     教室の方から頂いたものです。これを使ってみましょう。

 

 

 

 

 

     粉末の粒子が荒いので、乳鉢で地道にゴリゴリ擦っていきます。

 

 

 

 

 

     擦り終わったら化粧(白い土)と混ぜます。呉須だけだと剥離して使い難いからです

    (混ぜなければならないということではありません)。

 

 

 

 

 

     泥彩したものの準備が終わったら、乗せる器の用意をします。

 

 

 

 

 

     今回はスポンジで泥彩したものを乗せようと思います。

 

 

 

 

 

      こんな感じ。もう結構格好良いですね(自賛)。

 

 

 

 

 

      上から白い通常の化粧を乗せて青い色をマイルドにしています。

 

 

 

 

 

      内側も泥彩したものを乗せていきます。

 

 

 

 

 

      全体に塗ってみました。

 

 

 

 

 

      外側と同じく内側も上から白の化粧を塗っていきます。

 

 

 

 

 

     刷毛目(厳密にはスポンジ目)を入れ終わりました。

    やっぱりもう格好良いですね(2回目)。これから素焼きを待ちます。

 

 

 

 

 

 

素焼き中

 

 

     イメージ画像

 

 

 

 

 

 

      素焼きから出てきた図。

 

 

 

 

 

      早速撥水剤を塗っていきます。

 

 

 

 

 

     透明釉を施釉して、ちょっと別の器でやってますがイメージ図という事で

    ご容赦ください。

 

 

 

 

 

 

本焼き中

 

 

     イメージ図

 

 

 

 

 

     ふつくしい。

 

 

 

 

あとがき

 

 ちょっとだけ青みがかっているのが特徴です。呉須特有のはっきりした色が抑えられて良い感じの刷毛目に仕上がっています。個人的に呉須を上手く使えた器に仕上がりました。私は呉須を抑える方向で作陶していますが、もっと呉須の個性を前面に押し出した風合いが格好良い事もあるのが陶芸の面白いところ。トムモレロのギターの様に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 
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