釉掛け(撮り忘れの為別のもので代用。すいません)
準備
まずはカップの底と底の側面に撥水材を塗ります。底部に釉薬がかかってしまうと、
焼成時に棚板に癒着して取れなくなってしまいます。底部側面まで塗るのは、
釉薬が厚い場合焼成時に釉流れが起きて、これも棚板にくっついてしまう原因となる為です。
先の画像の様に側面の釉薬がかかるラインを決めてしまってから、
底部を塗っていきます。カップを勢いよく回しながら筆を固定すると美しくかつ早く塗る事が出来ます。
これで準備は完了。次は釉掛けをします。
釉掛け
このドロドロの液体が釉薬です。これにカップを漬け込んでいきます。
浸けるまえは成分が底に沈殿しているので、根気よく沈殿物が無くなるまでしっかりと混ぜます。
準備が終わったら、はさみでカップを挟みます。出来るだけ
はさみ先端の4点で挟める様に頑張ります。別のところがカップに触れるとそこの部分が
釉がかからないからです。
基本は3秒。満遍なく浸けて速やかに引き上げます。
引き上げる際は、カップの中の釉薬をしっかりと出しきります。
こんな感じです。大体10秒程で乾燥して、すぐに手で触れる様になります。
釉掛けした後は、挟みの咬み後をマッサージする様にして消して、
底部の釉薬をはじきれていない部分をスポンジで拭いて完成です。
次は焼成です。