焼成
過去の地震の影響で重油の窯が使用できなくなり、現在は専らこの電気窯を使用しています。
陶芸に詳しい方の中には電気窯に良いイメージを持っておられない方もいらっしゃる様ですが、
秀高窯の窯は非常に機能的。
この汚ねぇ配線をご覧頂ければわかると思いますが、電気系統以外は大体自作しています。
壁の厚みが市販の倍ある為、釉の溶け具合が滑らかで、加えて尻からガスを入れる事が出来たり、
炭化したりと様々に作り手側の狙いに沿った焼成が可能となるのです。
あれこれ焼成をデザインしながら、大体この窯で3日間程焼いて完成。
焼成中の窯の様子。これは窯の天井の様子。
さて、いよいよ完成しました。どんなものが出来たでしょうか。
毎月窯の扉を開ける瞬間は、開けるその手に期待と不安がのしかかります。