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完成

 

 

　　 　　　　　今回出来上がったのはこれです。正直このつくりに対して若干焼成を外した感がある

　　　　　　（ちょっと溶けが甘かった）のですが、悪くはありません。今回仕込んだわけではありませんが、
　　　　　　全く同じ土と技法と釉薬で作った作品を下に貼っておきますので、違いを見比べて下さい。

 

 

 

 

 

　　　　　　　　これが焼成が上手く行ったパターン。あんまり違いがわからないかもしれませんが、

　　　　　　　実物を見るとこっちのが断然美しいです。

 

 

 

　 　　　　　　最後は焼成が上手く決まらず、また別の作品も並べてお見せするという、
　　　　　　あまり決まらない結果に終わってしまいましたが、土捏ねから見てきた作品もついに完成を迎えました。
　　　　　　ここまでご覧頂いた方ありがとうございました。

 

　　　　　　　　今回作ったのは化粧を刷毛で塗るという大変オーソドックスなものでした。
　　　　　　これを例えば化粧を柄杓でかけたり、違う化粧を使ったり、または別の釉薬を使ったりと
　　　　　　色々と創意工夫を凝らす事で全く別の作品が出来てきます。

 

　　　　　　　私が100万回どっかのネコの様に生まれ変わったとしても陶芸はやり尽くすという事がありません。
　　　　　　そこが難しさであり、面白さといえるかもしれません。